現場打合せ

今日午前、Ｋ邸の現場打合せに行ったが
写真の通り、外壁工事がかなり進んでいた。



Ｋさんご夫妻と外部の杉板に塗るオスモの色と
内部の左官材、塗装色などをきめた。

外部の塗装色を決めるには、他の色との関係も大事だし
外部の光の元で決めないといけない。
写真では判りにくいが、足場の単管に5枚のカラーサンプルがぶら下げてある。
｢なんか、ぱん食い競争みたい｣とＫさん。････確かに。

襖が一枚あるのだが、私は黒を好んで使う。
しかしどうしても、と言うわけでもなく、赤色も好きな色なので
案として提案すると、
｢外壁の板金と一緒でいいかも｣と、採用された。

理由があるって、すごい決定力があると改めて思う。

世間話として、植木が話題となる。
この家には、どでかくなる樹木があると良いと思う提案。
例えばケヤキとか。

しかし、秋の落ち葉が大変な樹木であり、お隣の畑から苦情が来るかもとの心配と
肥料になって良いのではないかと、意見が錯そうする。

候補に上がった樹木は
シマトネリコ、ヤマボウシ、カツラ、エゴノキ、ソヨゴ、サクラ、モミジなど。

昼に事務所に戻りバルコニーに出たらお隣のヤマボウシが
白い花を咲かせていた。（実は花ではなく総包片というそうだ)

コメント 2

Kです。

生津さんはいつも、いい意味で飄々としていて、価値観をごり押しすることがないので安心なのですが、ブログを拝見するとイメージに根拠があって、ずいぶん気も心も使っていただいていることがわかります。

初めて我が家の図面を冊子でもらってから何度も目を通していますが、家ができてくるにつれ、この図面がどんどん好きになってきました。そのことに今日気がついて、それってすごいことなんじゃないかと感動しています。

“おれんち”ですが、生津さんはじめ、かかわっていただく方皆さんの“作品の一つ”でもあると思いますので、私がおかしなことを言ったらビシッと指摘してくださいね。
by K (2010-05-01 00:06) 

お施主様からこのようなコメントをいただくとは光栄の至りです。

Ｋさんもは主であり、且つ太陽光パネルの施工者として一人二役をこなされるという希なケースですね。
僕の意識では、住宅をよくする事がお施主様へのもっとも優先すべきサービスと考えており、施主のご要望と言えども住宅にとってマイナスになることには、こう見えてもはっきりとＮＯと言います。

Ｋさんご夫妻はは、私や施工者をとても信頼してくださっていると感じており、その信頼にお応えする事が使命であると思います。またとても楽しく仕事が出来る環境を与えていただき感謝しております。

日々完成に近づいており、私も楽しみにしております。


by AH (2010-05-01 18:37)