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設計製図 [建築]

今週から豊田高専での授業が始まり、昨日第1回目の授業があった。
35人ほどの学生との初めての顔合わせで、毎年どんな連中がいるのか楽しみな時であり、多少の緊張感もある。

豊田高専に初めて非常勤講師として招かれたのが1999年なので今年で12年目となり、ある程度は慣れたが、毎回反省すべきところもある。当初は3年生に木造住宅の課題を与えていたが、5年前からは4年生に美術館の課題を与えているのだが、毎年反省とか、その社会状況や、思い付きなどで少しずつバージョンアップ(?)している。当初鉄筋コンクリート造としていたものを、木造としたり、建物は設計者を主体として作るのではなく、利用者や地域が主体であるべきという考えから、設計趣旨文を利用者、地域住民に対するメッセージとしたりなど、幾つかの変更を加えてきた。今年は、より地域のことを意識してもらうように、指定の敷地を変更しても良いとした。豊田市にある昆森公園内の部分を敷地として指定しているが、自分が住んでいたりして、提案したい場所があれば変更してもよしとしたこと。

設計課題を通じて、いろいろなことを調べることによって知識を得て、スケッチや模型を作りながら考えることで空間・建築の構想の仕方や能力を付けることも重要だが、地域や社会を知る事もこれからは大事ではないかと思っているのだ。

昨日はあれやこれやと学生の前で色々と話してきたのだが、気絶している学生がちらほら。寝る子は育つとも言うし、睡眠学習法というのもある。第一、私自身も講義中は良く気絶していたので今さら、である。

彼らがどんな答えを出してくれるか、楽しみだ。
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コメント 2

Ken坊

あはは。気絶する学生!
耳が痛いです。
僕は授業には、腕にひざ用のサポーター(バレーボール用の)をはめて臨みました。
もちろん枕代わりです。
懐かしいですね。
by Ken坊 (2011-10-04 22:37) 

namazu

やる気満々(寝る気満々?)で授業に挑まれていたのですね。
僕の場合、袖のボタンがおでこに丸い跡をつけて、廻りから、ミステリーサークル!って言われました。
by namazu (2011-10-05 08:11) 

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