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名古屋陶磁器会館 [建築]

10/22~10/30の期間[愛知芸術大学写真展](日本建築家協会愛知地域会主催)が名古屋陶磁器会館で開催中です。
http://www.jia-tokai.org/aichi/gyoji/geidai.pdf

今日の午後はその会場当番で半日拘束されていた私、以外にも仕事がはかどってしまう程お客さんは来なかった。

名古屋陶磁器会館、半日滞在するのは初めてだが、文化財に指定されているほどの建物で、なかなか味わい深いのである。

写真展の会場は2階。カウンターやシャンデリアがあり、当時はダンスホールか宴会場かで使われていたのだろう。
写真 (24).JPG

入り口には[POTTERY CLUB]の文字がガラスにエッチングされていた。
写真 (21).JPG
「ぽってりークラブ?」メタボ限定のクラブと思いきや、POTTERYとは陶器のこと。失礼しました。

シャンデリアは木製で、なかなかきれいなデザインだった。
写真 (16).JPG

カウンターにはこんな味のあるバッグが置いてあり、
写真 (19).JPG

カウンターの向こうにはダムウェーターと思われる設備があった。下階との連絡を取ったのか、真ちゅう製のコーンが横に付けられている。
写真 (17).JPG

窓はスチール製で枠や桟が細くてきれいだ。
写真 (23).JPG
写真 (22).JPG

さすが陶磁器会館。タイルが凝っている。
これは階段腰壁。モザイクタイルの貼り分けが面白い。
写真 (18).JPG

階段ホール床のモザイクタイル。
写真 (20).JPG


1階には展示室がある。この会館が建てられた当時、この界隈には絵付けの工場が多くあったそうだ。その由来もあり、ここにはすばらしい絵付けの陶磁器が陳列されている。その繊細さは驚くものがある。当時、日本の陶磁器(しゃれではありません)が海外に人気だったそうだが、開国後日本文化が紹介されてそのアンビリーバボーな技術が青い目の人たちをびっくりさせたからに違いない。
写真 (25).JPG

現代風に言えばデコ壺、である。

お時間ありましたら、写真展お越し下さい。1階資料室もなかなか見ごたえあり!です。
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コメント 2

Ken坊

へぇ。 こんな建物があったんですね。
むかし新栄に仕事場が有ったのに、じぇんじぇん知りませんでした。
ちょっとしたデートにも使えそうです。

Niceな情報ありがとうございました (・◇・)/
by Ken坊 (2011-10-25 23:13) 

namazu

やっぱり以外に知られていないのね。
レストランでもあればよいのですが、建物の中は知り合いの設計事務所やデザイン事務所しかないですよ。それでもよろしければデートにお使い下さい。
by namazu (2011-10-26 18:55) 

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